序盤だけだと家族が悪者、死者の国でも
拒否され追われるミゲル。
これだけで落とし所が読めず引き込まれた。
二度目の死、写真にまつわるルールなど
設定がそれらしくも物語に上手く枷を
与えていて緊張感を作っている。
ドクロ達が可愛く見えるキャラ作りは
人以外のものにも感情移入させてしまう
ディズニー、ピクサーの真骨頂だと
思った。
一番素敵だと思ったのは、破れた
写真がラストで…の部分。
小道具が二重に伏線を張っていて
それだけで感動できてしまう。
テーマは明快で、ヘクターのある台詞には
泣かされてしまった。
不満は、エンドロールがインストで
歌無しだった事。
この作品、最後に家族の合唱で締めて
欲しかったと願うのは私だけではないはず。
