「死」という誰の近くにもあるのに、誰もが何処か遠くの事かのように扱う事象。
今回の舞台はメキシコでしたが、日本的にはお彼岸のイメージがピッタリだったので何の違和感もなく作品にのめり込めました。
死んだ家族を想う…そうする事で2度目の死をさせない。
昔読んだ本の一文で、「想う人がいなくなる時に、その人間は本当の死を迎える」というものを思い出しました。
家族が楽しめるアニメーション作品ではありますが、家族の死、そしてその付き合い方と色々と考えさせられる作品です。
本当にピクサー作品は子ども視点と、大人視点で全く違う考えさせられ方、感傷をさせるのですから観るのをやめられませんw