文句無しにいい映画。
なんだこの構成の完璧さ。。
家族に似た人がいないとか、なんか 変わってるよねとかよく言われるタイプの人はたぶん超心震わされると思うよ。
ここから若干ネタバレ
ママ・イメルダが柵を挟んでミゲルに歌いかけるシーン、朦朧としてたママ・ココがミゲルのリメンバーミーにハッキリと応答するシーンがよかった。泣いた。
音楽を愛する旦那さんを愛したんだもん。音楽嫌いなわけないよね。
確執がほどけていく瞬間、それが音楽というものを通じて瞬時に解りあったことを感じるテンポがとても心地よかった。
死んだ後の世界とか、先祖供養とか、死生観とかもっと知ろうと思った。
自分の家族についてもっと知りたいって強く感じた。何ともつながってなくても、家族のこと・過去のことなんて知らなくても自分にとって関係のある現実は今だけだし、自分がしっかりしてれば生きていけるって思ってたけど。
魂をコンドルに載せてとか子どもの頃から好きだったし、なぜかペルーに行かなきゃとか思ってるし、ホコモララとかのデザインや色使いは無条件に好きだし、絵なんか見てもほとんど何も感じないのに快楽の園はスペインのプラド美術館まで見に行きたいって思うし、自分の中にある謎のスペイン語圏への気持ちについては今後も解明していきたい。