あ〜大ヒットや各賞受賞は承知しつつ、斜に構えてスルーしてた自分を責めたい!
音楽好きの少年がファンタジックな世界で夢を叶えるという単純なストーリーなんだろうな〜なんて漠然と思ってた。
実際はもっともっと深かった!
死、伝統文化、家族、夢……
一筋縄ではいかない内容をユーモアもふんだんに混じえて大人こそ楽しめるエンタメにまとめ上げた見事な脚本に脱帽!ピクサーはヴィジュアルだけじゃない。
家族の謎、そういうことだったとは。
そして涙、涙、涙…
個人のリベラルな精神と保守的な伝統文化、結局どちらかに極端に偏りすぎちゃダメなんだよね。
Seize the moment!
Family comes first!
…やはりどちらの価値観も大切☆
画的には“死者の国”の思いっきりファンタジーな世界観がも〜めちゃくちゃ好き!!
ポップじゃなくて神秘的なカラフル。
アニメながら現実世界の舞台、メキシコのラテンな明るい雰囲気と死生観も垣間見れてよかった。
おじいちゃん、おばあちゃん、あんな事こんな事忘れてないよ、覚えてるよ…ちゃんと私の心の中で生きてる。