メキシコの祝日「死者の日」を題材にしたピクサーの長編アニメ。
音楽を禁じられたギター少年ミゲルの冒険や家族との強い絆を、陽気でカラフルな“死者たちの世界”を舞台にして描く。
「リメンバ～ミ～♪」
なんて優しい作品なんだろう。
メキシコの死者を弔う風習が、温かくて興味深い。
マリアッチのギターの音色。
美しい風景。
花弁に溢れた死者の橋。
温かい！
死者の国を色彩豊かな美しい国として描いているところも好きだ。
死後の世界を明るく描いている所も良い。
ギターの天才少年ミゲルは、根は優しい子だけど、素直過ぎるというか、ちょっとやんちゃな所もあってヒヤヒヤする。
子供らしいって言えば、子供らしいけど…｡
家族思いのヘクターは、最高のアミーゴだ。
一家の大黒柱ママ・イメルダも良いキャラしてる。
野良犬のダンテもかわいい。
曾祖母ママ・ココは、もっと可愛い。
軽快なリズムに飽きさせない展開。
この作品のテーマは「家族」。
夢も家族もみんな大事。
思い出も大事。
何度見ても、良い作品はやっぱり良いですね〜。
「魂が奏でる素敵なメロディ～♪」
