先祖をもっと大切にしようと思える映画
主人公ミゲルは音楽好きだが、
家族は音楽嫌い。
そのわけは、昔の先祖が家族より音楽を選んだから、そんなはしたないものには手を出させないという理由。
ある日のこと、
ミゲルはどうしても街のコンテストに出たくて、ギターを探す。
昔の有名人デラクルスの墓場から、
ギターを盗み出すと…というお話
とにかく歌がいい映画で、
何回もうるうるさせられます。
メキシコにある「死者の日」を扱っていて
実際に行ってみたいと思えるほど、
オマージュされていた。
【食らいつけ！】
現代でも歌をやるって言ったら、
「才能がないと無理だよ。」とか言われますよね。
この映画は才能なんかよりも
その夢を叶えたいと思う「覚悟」を問われます。
成功はただではできませんからね。
【先祖】
僕はこの映画を観て、
先祖の顔とかくらいは覚えておこうと思いました。
この物語では、
祭壇に自分の顔写真が飾られているか、
この世の誰かが自分のことを覚えてくれているか。
それが先祖が現世に帰ってこれるかどうかにつながる。
死んでも、
この世に戻って来たいと思う人なんて
山ほどいると思う。
だからこそ、
現世にいる人には
今までのご先祖様を知り、
現世に迎え入れてあげるべきだと思う。
人の記憶に残るってすごく大切で、
意外と顔とかではなく、
歌のような思いが残ったりもする。
忘れてほしくない人へ
子孫が繋ぐ愛の歌
リメンバー・ミー
