高校生3年生のデイブは同級生で美人のジェーンと付き合いたいと思っているが、パーティーで知り合った2年生のオーブリーと意気投合して親しくなる。
2人は急速に親しくなっていくが、オーブリーにはイケメンの彼がいて…。
高嶺の花のジェーンか、気の合うオーブリーの間で恋心が揺れるデイブ…。
恋の初心者2人が、手探りで素敵な恋を始めていく、胸キュンのラブコメディ。
タイトルの意味は想像して欲しいところだが、何処かホッコリするようなアメリカのティーン・ラブストーリー。
純粋なもの同士の恋愛風景で、大げさなドラマはないし、裏切ることもないし、ただ2人の男女が2人のこれからの関係性について悩んだりするみたいな話。
驚くほどなにも映画らしいことは起こらないけど、そういうのもいいかも。
普段のハリウッド映画の反動もあってか、たまにはセックスに対してちょっと奥手でありつつも、しかし嫌ってはいない恋愛模様を描きたくなったのだろう。
考えてみれば、こういう普通の恋愛をストレートに、何のてらいもなく描いた映画は本当に少ない、と言うか全くないかもしれませんね。
主人公の二人は、今風の美男美女でした。
ピュアな恋愛を描く上でビジュアルは大事です。
舞台がニューヨークで、主人公がコロンビア大学の学生だったのも、個人的には好印象でした。
等身大の物語なので、「せっかく映画なのだから創作でしか楽しめないストーリーを観たい!」という人にはあまりお勧めできない。
高校生カップルが初デートに観るのに適した感じ。
総評としては、主演の2人はこの撮影を機に付き合っただけあって、本気ともいえる演技で心情が伝わりとても良かった。