このレビューはネタバレを含みます
癖のある人々がやる気もなく集まったダメダメなチームが、ドタバタを繰り返しながら成長して大団円に向かうこの種のコメディ、好きなんだけど、いつもハラハラしてしまう。前半でろくでもない感じをうまく演出しないと、後半で盛り上がりや感動に欠けることになってしまうので。
この映画も、前半はちょっとベタ気味の笑いを無理に入れているように見えてしまって、結構ハラハラしたというか、いたたまれない感じに襲われるというか…しかし、終わってみれば、そんな心配は余計だった。これもこの種のコメディでは定番の、最後の大団円直前のトラブルも、効果的だったと思います。