ぼんやり、ゆったり観るのに最適な作品。
【あらすじ】
高校教師の千鶴(杏)は着任した梅が岡でオーケストラの演奏に感動し、自分も入団する。ところが、演奏を聞いた梅が岡フィルハーモニーではなく、間違えて老人ばかりのアマチュアオケ、梅が岡交響楽団に入ってしまう。
この設定からコメディとして面白い。老人達が自由だったりガテン系だったりヨボヨボだったりと出落ちなメンバーで、ほんと楽しい。
もちろん都合良すぎな展開とかあるけど、もうそれはコメディだから許して。
何よりじいちゃんばあちゃんがクラッシックが好きで、どんな曲をやりたいか寿司屋で言い合うシーンは、なんだか可愛らしくてほっこりして、いいなぁ(しみじみ)と思ってしまう。
私もアマチュアのオケに参加してみたいと思った。ただ楽器から始めるので、ちょっと気が遠くなったけど、でも音楽っていいな、仲間とハーモニーを奏でるっていいなぁと純粋に思わせてくれる。
杏ちゃんと同僚教師の坂口健太郎の恋の行方も楽しいです。