ドント

ピアニストを撃てのドントのレビュー・感想・評価

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)
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1960年。ワルな兄貴を持ち、元は有名だったけど今は酒場のピアニストな男が主人公のサスペンス&恋愛ドラマbyトリュフォー
ギャングや刃物や銃も登場し、悲劇的でスリリングなのに支配的なのは達観したようなしれっとした味わい。米国風でありながらアメリカンな乾きを避けた妙に皮肉なトーンはおフランスって感じ。
真っ白な雪景色や振りかけられるヘンテコな撮影など面白い部分もあるけど、どうも物語もサスペンスも色恋も描き方がぎこちなく、頑張ってやってみている感が強い。たとえば『ファーゴ』とかあらへんの父親に当たる作品なのだろう。
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