飯

ピアニストを撃ての飯のレビュー・感想・評価

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)
4.1
犯罪映画というお皿に栄光、成功、堕落、失敗、女と愛の盛り合わせ。

ハリウッドの脱構築。

(逃亡中のパリ処女論。男にもストッキング。息子の嘘で即死した母。雪の中で滑り降る彼女。)

カメラは相当ワイルド。

明快、果断。全ては進行形。煽情の余裕を与えない。

恋が来た、死亡が来た。涙の時間がない。ピアニを弾き続けたらまた恋が来る。
飯