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ぼくのエリ 200歳の少女のだすぷーちんのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.0
いじめられっ子オスカー、隣に引っ越しできた「女の子(?) 」とお近づきになり、生き血ぶーな世界にはまり、酷い目に遭う!


やせっぽちで、同級生のいじめっ子から標的にされているオス君。

団地のジャングルジムで、佇む陰キャラな、臭い女の子(外見は)とお知りあいになります。

女の子の名前はエリちゃんです。

お父さんらしい男と二人暮らしのようですが、秘密がありそうです。

その秘密が少しずつ明らかになるにつれて、オス君は、パワーに目覚めていきます。

そして周りには、つぎつぎと無惨な死体の山が……。

オス君は、ズブズブとエリちゃんの棲む、血生臭い泥沼の闇世界に、はまりこんでいくのでした。

昔から、洋の東西を問わず、男はいつでもあやかしいものの餌食ということです。

自ら、あやかしの餌食になることを求めて、嬉々としてとびこんでいく。

めちゃめちゃに面白いというわけではないのですが、この荒涼とした北欧の美しい映画は、なかなかインプレッシブで、鑑賞して損はないかな、と思います。
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