amA

ぼくのエリ 200歳の少女のamAのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.0

内気なオスカーが少しずつ強くなっていく姿や鮮やかな色彩、ふたりで過ごしていると時間がとても素敵で美しかった。

プールから出てきてニコっと笑うオスカー
綺麗な金色の髪に長いまつげから滴る雫にうっとりした。

「もし私が、女の子じゃなくても好きだと思う?」

オスカーがエリの着替えを覗くシーンにぼかしがありましたがあとから調べてみると無修正版とでは映画全体の解釈がかなり変わってしまうなあと思いました。

最後のシーン。オスカーがモールス信号でなんと言っていたのか…素敵ですね。列車に揺れるオスカーを見ているとなぜか切なくなってしまいました。

もう一度見たくなるような奥の深い映画でした。
amA

amA