ピト

ぼくのエリ 200歳の少女のピトのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.2
タイトルも良く読まんとジャケ借りしたんだけど、
めっっっちゃ良かったです。

12歳の少年オスカーくんと200歳の少女エリちゃんの純愛物語。

私が、今さらながら絶賛ガンハマり中の小説『ドラゴンタトゥーの女』と同じスウェーデンが舞台なのもまたいい感じです。


私は予備知識ゼロで観たんで、ジャケ写とタイトルで勝手にほんわかオシャレ映画かと思ってたら、意外な展開にビックリしました。

なるほどね〜200歳の少女ってこういう事ね〜

つーかジャケ写のエリちゃん良く見たら口から血垂らしてるし…


ドラゴンタトゥーでもそうだけど、スウェーデンの大人たちって割と歪んでる方が多いのかな…?
主人公二人の純愛と対照的に大人たちのお話はなんとも物哀しい。
(エリの設定考えると、あれは純愛なのかっていう疑問は残りますけど…)
特にエリの父親役の人の話は切なすぎる…


まあ、とにかくプールのシーンが本当に素晴らしいんで、それだけでも観る価値ありです!

北欧のツンとした寒さと静けさが伝わってきて、暑い夏の夜にピッタリの一本です。


P.S. 200歳の少女って言ってるけど、劇中そんなセリフあったっけ?
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