スパイシーカレー

ぼくのエリ 200歳の少女のスパイシーカレーのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.1
殺人事件の記事をスクラップするのが趣味だったり、随所でサイコパスの気質を見せる少年。この少年が化物の少女に羨望が混じった恋愛感情を抱くのは人外恋愛物として納得がいくし、北欧の雪景色とは対象的な内側の狂気とどす黒さがいいですね。
森で死体吊るすシーンやラストのプールを俯瞰で見下ろすシーンは印象に残りましたが、VFXを使ったシーンのチープさが残念でした。ホラーとコメディは近いジャンルだと思いますが、この映画にホラーコメディ的なシュールさは邪魔だと思います。