140字プロレス鶴見辰吾ジラ

傷物語I 鉄血篇の140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)
3.7
悪趣味な萌えが横行するジャパニメーションバイオレンス。
TVシリーズの前日談にあたる作品ですが、予備知識なくとも見られるかと思います。

2012年にやるといいつつ、ここまでファン待たせたので、気合の入った映像で、作品の中に放り込まれるスタイルです。

モノローグを排して、セリフも排してのオープニングが抜群に不気味で、そのままライドさせてくれました。

TVシリーズ未見でもといいましたが、ファンからすれば羽川翼との初遭遇は心に深くくるものがあり、表情の豊かさや仕草まで見入ってしまいました。

キスショットとの出会いはホント悪趣味ですね。手足がない美女ご血塗れ、助けるために抱き上げて云々のあたりのブーストというかなんというかはホラーテイストでないもののクレイジーです。

キスショットの幼女スタイルエピソード1はアイデンティティーを破壊しにくるくらい可愛い。命を懸けて愛でたいものです。

物語の始まりにしてはゆったり見せてきて不安な部分もありますが、アート映画的な演出は時間がかかった甲斐はありといったところでしょう。

非現実的な廃墟、むしろ日常の中にあっても恐怖を感じる巨大建造物の存在感、鉄のイメージがズッシリときます。

超現実と日常の接触がもっと見たかったですが、続編に期待です。

劇場版羽川翼に5億点差し出します。