河豚川ポンズ

キングコング:髑髏島の巨神の河豚川ポンズのレビュー・感想・評価

4.1
とうとうやって来たモンスターバース第2弾な映画。
忙しくて劇場公開では見れなかったけども、周りの評判を聞く限りではハマること間違いなしで買ったこの映画。
まさに期待を裏切らない迫力と凄みで最高でした。

時はベトナム戦争終結の1973年。
ベトナムからの撤退を命じられるも不満を燻らせるパッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)は、「モナーク」と名乗る政府機関から地質調査団の護衛を任される。
一団には元SASのコンラッド(トム・ヒドルストン)、戦場カメラマンのウィーバー(ブリー・ラーソン)も参加し、嵐に囲まれた「髑髏島」と呼ばれる未踏の島での調査を目的としていた。
酷い嵐を無事に抜けた先で彼らが遭遇したのは、山ほどの大きさはあろうかという巨大なゴリラ、そして異様な進化を遂げた様々な怪獣たちだった。

とにかくサミュエル・L・ジャクソンの演技に見とれました。
戦争を忘れられない戦争狂みたいな役ですが、迫力に圧倒されてしまいます。
キングコングと対峙するシーンであっても負けない迫力や殺意むき出しのオーラはすごいです。

怪獣同士の闘いもとにかくド派手で、今の時代で見られる怪獣映画の最高峰とも言えるでしょう。
さらにこれからのモンスターバースの広がりを考えると、このキングコングが成長期だと言うのにも驚かされます。
ゴジラやキングギドラとの対決も匂わせていますが、制作会社に何やら不穏な流れがあるので、なんとか無事に公開されることを願っています…