そろそろ10代が終わってしまうので、その前にできるだけたくさん、学生ものの映画を観よう期間中。
ただの原作漫画実写化と思っていたら違った。どう違うってほかの映画よりテンポよくいっちゃえ！みたいなノリではなく、「稲妻が体を貫くような衝撃・熱・閃光」を綺麗に描いていた。漫画には必ずある(といっても過言では無い)ボケ・ツッコミを極力なくして、その衝動を演じていた。
だって、大人がいう「多感な時期」っていうそんな薄い言葉よりももっともっと多感で、多感っていう言葉で片付けられない色んな感情に包まれるこの世代は、ノリでボケとツッコミを入れたとしてもそこに本心が無いことの方が多いしね。
内容も気になったので、原作も読んでみたけどいいなぁ。コウちゃんとナツメちゃんが本当に眩しい(カナちゃん目線だね)。
光と光がぶつかり合ってて触ったらバチバチ。勢いがある。そんな2人を見てるのはなんとなく悔しく、でも良かった！
それを菅田将暉と小松菜奈が演じたことはまた幻の作品感が出てた。こういう作品大好きです。
