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トリック 劇場版2のicのレビュー・感想・評価

トリック 劇場版2(2006年製作の映画)
2.6
最後に信者が箱をあけ続けるとお前たちはそのくらいのことをしたんだという捨て台詞がとても印象的だった。
そのままその言葉を返したいくらいだけれど宗教ってそういうもんだなと考えさせられてしまった。信じていたものが虚構の世界だと気づく瞬間は絶望的なのだろうなと。だからこそ、信じ抜かないといられなくなってしまう。それに投資してきた自分のプライドとか守るためには信仰し続けることでしかいられないのかもしれない。

園子温監督の"愛のむきだし"もそうだけれど一見変なことしてる集団じゃないかと第三者目線では思うのにそれなりに人が集まるのだから不思議だ。現実にだってあるわけだから恐ろしい。
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