黄金ぷりん

フランス組曲の黄金ぷりんのレビュー・感想・評価

フランス組曲(2015年製作の映画)
4.0
戦争+ピアノ。


もうこれだけで泣けます。




戦争は人の本性を暴く。


困難な時こそ協力すべきであると
教会や学校で言ってはいても
状況が変われば隣人の足を引っ張り合う。


そんな過酷な戦争がきっかけで出逢う二人。

フランスの街を占領するナチス軍将校ブルーノと

姑に趣味であるピアノすらも禁じられ束縛されて日々を過ごすリュシル。





夫の敵、祖国の敵である
憎むべきドイツ人。ケダモノであるハズのドイツ人が奏でるピアノの音色に
リュシルは心を惹かれていく。




この2人のラブストーリーがめっちゃイイ!!


許されることのない恋だから
拒み続けるリュシルを


とにかく紳士的に、真摯に接して
振り向かせるブルーノが本当にかっこいい!!
やることがいちいちスマートでシャレててそら惚れてまうやろーー!


そして、この映画でナチス軍よりも
醜く描かれる

欲の皮の突っ張ったフランス側の権力者のババア!!

特に町長の嫁!!オメーだよ!

ケダモノドイツ人に占領され
疑心暗鬼になりフランス人同士で争う
醜い姿がよく描かれてました。



リュシル、ブルーノ、姑、それぞれ戦争によって成長、変化していく姿は
すごく見応えがありました。


極論を言えば
現在の男が女性に言うのは「(今週は土日両方)仕事やから許してくれ。。」

とかだけど

戦時中の軍人は「(キミの同胞を射殺しなければならないのは)仕事やからし許してくれ。。」


戦争って本当に恐ろしいと改めて感じました。


めちゃくちゃ面白かったです。