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フランス組曲のmeeeeegのレビュー・感想・評価

フランス組曲(2015年製作の映画)
4.5
アウシュヴィッツで亡くなった著者の没後60年以上経ってから発表された原作の映画化。
フランスのパリ郊外1940年、ドイツ占領下での様々な人々の苦しみや戦争の残酷さと共に描かれる愛。美術、衣装、建物、調度品それらすべてが美しく、ミシェル・ウィリアムズの儚さの中にも匂い立つようなエロチシズムが際立っていた。ミシェル・ウィリアムズのファッションがさらに彼女の持つイノセントなセクシーさを表現していた。K・S・トーマスは安定の素晴らしさで芯の強さと戦争に翻弄される女主人を演じる。
切ないピアノの旋律とレコードから流れる曲に胸をしめつけられた。
『愛の言葉は胸の内に』…2人の想いはこれに尽きる。