白玉もちもち姫

フランス組曲の白玉もちもち姫のレビュー・感想・評価

フランス組曲(2015年製作の映画)
3.8
ドイツ軍に占領されたフランスのある街、一番大きな屋敷に寝泊まりするためやってきたブルーノ中尉と主人公リュシルが恋に落ちるお話

原作は小説、作者はナチス占領下のアウシュビッツで執筆を進めて、完成することはないまま没後60年後に出版、大ヒットした作品だって。

言わば禁断の恋、ラブロマンスのジャンルでは個人的に良かった、中盤は中尉がどタイプって事もあって転げ回るくらいキュンキュンしたのだけど、後半に行くにつれて一筋縄ではいかない感が。周りの人のせいでもある。エモーショナルどころか絶望すら感じてしまう

マティアススーナールツ、どっかで観たことあったと思ったらリリーの全ての人だったのか〜。めっちゃ顔がタイプ。そして一つこの映画の評価できる点を申し上げますと、字幕翻訳で中尉の訳を”敬語”にしたこと!これは高評価ですよ。翻訳者さんにいいね!したい。彼の役柄の誠実さが伝わりやすかった。
白玉もちもち姫

白玉もちもち姫