ドキュメンタリー
フランス語が聞き取れないまま観賞。まぁ日本人相手だし質問も蓮實重彦なのでそんなに問題なし。
冒頭が武の絵画ではじまったり随所にリスペクトがあってよかった。
蓮實重彦の質問が良いのと、武の回答もまた良い。映画撮る時どうしてるか気になってたのでためになった。武はコンプレックスが映画に全面に出てるんだなぁと感じた。武映画好きな人は必見。
また、武の日本に対する絶望感というか、虚無感というのが質問の中で浮かび上がる。「3-4x10月」や「ソナチネ」などの初期作品に漂う乾いた空気はそうした虚無感が原因になっている気がした。
こんないいインタビューが日本で未公開とはどういうことだ。