つい

ロシアン・スナイパーのついのレビュー・感想・評価

ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)
3.3
まぁまぁだったかなー。実話ベースの映画。第二次大戦中に309人を射殺したロシアの超凄腕女性スナイパーのお話。観終わってみると「戦場の恋」がテーマだったかな。

スナイパーって、必ずしも安全な位置から撃つわけじゃないのね。隠密作戦がほとんどかもしれないけど、最前線で普通に戦ってるシーンは印象に残る。

ソ連はひどい軍人しかいないイメージだったけど、この映画に出てくる将校や隊長はそこそこまともだった。

次々と亡くなっていく主人公の戦友など、戦争の恐怖・悲惨さも描いている。

映画の中で戦後・戦中をいったりきたりするが、混乱もせず観やすかった。ただ、主人公の口数が少ないので、心境の変化はちょっと判り辛かったかな。

上っ面をおっかけるストーリー主体で、もうちょっと深堀して欲しかったけど、ソ連側視点で描いた映画って観る機会少なかったので、貴重な映画でした。
つい

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