2020/4/5
実映像と再現映像を織り交ぜて描かれる、42件ものヒトラー暗殺計画。頓挫した計画も多々あるけれど、計画が実行されたにも関わらず、偶然に偶然が重なって命拾いするヒトラー。彼自身が吹いていたように、選ばれし者と錯覚してもおかしくないと思う。中でも、映画「ワルキューレ」や「ヒトラー暗殺、13分の誤算」でも描かれた、あと一歩なところまで迫った計画が印象的。そして、それらの計画が成功していればヒトラーを暗殺できたか、を検証する現代の専門家たち。が、各分野のスペシャリストではあるのだろうけれど、「多分こんな感じ」な雰囲気があり意外に適当。また、時折り挿入される収容所でのユダヤ人の姿が痛々しい。
