このレビューはネタバレを含みます
160ヵ国以上の言語が飛び交う移民の町で人々が淘汰される様子をありのままに映像に収めた3時間ドキュメンタリー。ナレーションなどの映画チックな脚色は一切なく、人種差別に苦しむ彼らが自身の経験をストレー…
>>続きを読む初めてワイズマンを見たのが、友人から教えてもらって映画館でみた『チチカット・フォーリーズ』だった。カメラに映る人たちが自然で、カメラがどこにあるのかわからない(どうやって撮影しているのかわからない)…
>>続きを読む癌の父親に会いに行くからみんな祈ってくんない?って道端で見知らぬゴミ拾いしてるひとたち集めて円陣組んで祈るおばちゃん。ワールドカップ真っ只中で大会終わるまで仕事はしない店のおっちゃん。ラテン系の議員…
>>続きを読む【 ワイズマン監督85歳のときの作品 】
サッカーW杯ブラジル大会があった2014年夏に約9週間に渡って撮影されたドキュメント。
舞台は:
ニューヨーク市クイーンズ区の北西にあるジャクソンハイツ…
資本主義の名の下、文化の淘汰・人の淘汰が起きている様子を映像に収めている。
ニューヨークはジャクソンハイツ、移民やLGBTQなど米社会のマイノリティが多く住む地域を淡々と映す。
アメリカは人種・文…
ドキュメンタリー。ニューヨークのクイーンズ地区の町、ジャクソンハイツの人々を撮る。ジャクソンハイツは、移民系の人が多い町とのこと。ナレーションや挿入音楽無しで、町の空気を感じられる。主に移民やLGB…
>>続きを読む久しぶりのワイズマン。4/24にこれと「ニューヨーク公共図書館」、4/29に「ボストン市庁舎」を見て、感想を書くのをさぼっていたから頭のなかで混ざりまくり。
はじめて見たワイズマンはチチカット・フ…
切り取り方が超面白い。
毛を糸で剃る美容室とか、鶏の首を掻き切ったり羽を毟ったりを繰り返す精肉場とか。
そこを見せるかぁという独特な感性があり、もちろん街の住民たちにもクローズアップするし、お仕事映…
ひとはひとのために在るべきであると、彼がていねいに集めたこの場所のひとたちの声を聴いておもう。金と権力にとりつかれてしまったこの世界において、じぶんたちのここちよい居場所を探しこころの豊かさだけは失…
>>続きを読むドキュメンタリーでありなが、リンクレイターの「スラッカー」や「マスター・オブ・ゼロ」の“New York, I Love You”というエピソードを思い出す。
ジャクソンハイツという場所がどんな街な…
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