ハッピーエンドの作品情報・感想・評価

「ハッピーエンド」に投稿された感想・評価

多くの個性的な登場人物はうまく噛み合ってない作品だと思います。

ブルジョアの映画
ラストの黒人の場面はちっとも笑えない
KN

KNの感想・評価

4.0
18/128
KW

KWの感想・評価

3.8
採点の難しい映画。居心地の悪さはラストシーンで何となく落ち着くもすっきりとはせず。違和感を楽しむ映画かな。I☆JAPAN
ハムスターのところで泣いてしまう…エヴのお家めっちゃかわいい
moviEEE

moviEEEの感想・評価

4.0
男と女のジャン=ルイ・トランティニャンでっせ。もう彼だけで生老病死が味わい尽くせるww 動画投稿サイトとかチャットとかSNSが不気味だってのを発信している気がしてならない。
建設会社を経営し、豪華な邸宅に3世代で暮らすロラン一家。
家長のジョルジュは高齢のためすでに引退し、娘のアンヌが家業を継いでいた。
アンヌの弟で医者のトマには、別れた前妻との子で13歳になる娘エヴがおり、両親の離婚のために離れて暮らしていたエヴは、ある事件をきっかけにトマと一緒に暮らすためカレーの屋敷に呼び寄せられる。
それぞれが秘密を抱え、互いに無関心な家族の中で、85歳のジョルジュは13歳のエヴにある秘密を打ち明けるが、家族それぞれ個々に秘密を抱いていた。


ハネケ監督ならではの内から攻めてくるスリリングさが今作からも感じられて、ハネケ監督なのにタイトルがハッピーエンドってどういうこと!?って思い、やっぱり普通のハッピーエンドじゃなかったね!
でももう少しあっと驚くようなオチがほしかったね!
ストーリーの内容で魅せるっていうよりも役者の演技や表情で魅せるスリリングさっていう表現のほうが正しいかも。
SNS、差別という現代の闇を上手く反映しながらも孤独と死と向き合わせるって高度な技だな。

一回観ただけじゃ全然理解できてないとおもうから、何回か観て良さを深めたい。
欲を言えば、ファニーゲームみたいな狂気じみたハネケ作品が観たかった!


でもこの映画のジャケットがストーリーとリンクしてることに気づけて嬉しかった!
このジャケットこそがこの映画の全てだ!
2018年見逃し後追い作品その8


あの、ハネケ監督が、タイトルにハッピーエンドってえ!という事で見ました。だって、ハネケ監督ですよ・・・まず、ハッピーエンドなわけないじゃないか、と。


フランス、カレーに住む裕福な一族に、ある家族が新たに向い入れられます。祖父(ジャン=ルイ・トランティニャン)、娘で実質的な家長アンヌ(イザベル・ユペール)、弟で外科医のトマ(マチュー・カソヴィッツ)、その妻アナイス、アンヌの息子で粗野なピエールという家族の基に、トマの前妻の子どもで13歳のエヴ(ファンティーヌ・アルドゥアン)が、前妻が薬物にて危篤状態に陥ってしまったため、向かい入れられます。エヴにはもちろん秘密があるのですが、家族それぞれにも秘密を抱えており・・・というのが冒頭です。



これは!!今年の公開作品の中でもベスト級の作品でした、流石ハネケ監督!!!!


それぞれに秘密を抱えている家族を、遠景から、またはSNSから、時にはiphoneの動画録画から、果ては監視カメラ映像まで使って、誰か、何をしているのかを観客にも理解させずに、赤裸々な秘密を織り交ぜるやり方で、非常にサスペンスフルに魅せてくれます。状況は理解出来ても、誰が何をしているのか、には推理が必要で、その辺の匙加減が絶妙に上手いです。


ショッキングな映像的演出は、ほぼありません。が、ある意味とてもショッキングな出来事が起きています。家族という檻の中の、ある種の地獄を描いた作品です。



監督の前作「愛、アムール」のある意味続編を描いています。



相変わらず、ジャン=ルイ・トランティニャンが素晴らしい演技です。もうそういう人にしか見えません、名作「男と女」の人としてではなく、私には「愛、アムール」と「ハッピーエンド」の人に≪なってしまいました・・・また、イザベル・ユペールの、大変傲慢で、それでいて母親でもあるのに(でもこの人の子供はマザコンにはならない気がする・・・)、実にしたたか。そりゃ会社の社長的な立場には適任でしょうね、私は一緒に働きたくは無いですけど。その息子ピエールの閉塞感も一入でしょう、この人が私には被害者に見えました。ええ、もちろん自業自得なんでしょうけれど。でもある趣向を隠して生きている人に見える演出なんですよね・・・その辺も含めて母親との関係性の粗野加減に、哀しみを感じます。


忘れられないのがマシュー・カソヴィッツさんです。何しろ、あの「アメリ」の彼ですもんね。でも最初分からなかったですよ・・・年取りましたね、いや、俺もですけど。とても複雑な人間を演じていて、そう言われると、そう見える、というのが凄い。いや、実際にそういう人を見た事ないけど、世の中にはいるらしいという噂でしか知らないですけど。


しかし、今作はとりわけエヴを演じているファンティーヌ・アルドゥアンさんが主役の映画だと思います。子供の純真さ、誰もが望んでいて、しかも自分も通ってきた過程であるのに、通って来た人の中でもとりわけ親になった事がある人に特に「こうであって欲しい」的な欲望を抱く人が多いと思います。それを、崩すというよりも、思い出させる、という点においてハネケは素晴らしい。子供ってかなり残酷で手加減を知らないですし、そういう生き物だと思います、まだ詳しくないから言葉にし難いだけで、思う事は出来ていると感じるんですよね、個人的には。


で、このエヴの眼差しの鋭さ、観察者としての冷静さ、と何処かに同居している無関心さが大変鋭く切り取られていて素晴らしいんです。大変整った顔立ちをしていますし、何処までが演技なのか、微妙ですけれど、今年見た映画の中では「万引き家族」のショウタくんとこのアルドゥアンさんは飛び抜けて良かったです。どちらもハンサム!そしてクール!


ブルジョワジーな生活の中に潜む秘密、広く興味を沸かせるトピックだと思います。でも、フック(個人的造語で、興味を持ってもらうためのエサ、という意味で使ってます)が強い分、落差も大きいわけで。そういう意味でも驚きがあって良かったです。


ハネケ監督作品に興味のある方の入り口として、「愛、アムール」を観た方にオススメ致します。
かな

かなの感想・評価

3.0
正直、もっとドギツイ展開を求めてしまって、いけないなー。
ハネケの映画観たぞ、っていう感じがやや物足りなかった。
これを続編として愛、アムールを考えるとだいぶ印象が変わってくる。それは面白い。
rayconte

rayconteの感想・評価

5.0
ハネケの映画は難解だろうか?
僕は決してそう思わない。
ハネケの映画は、「反応」を映すものだ。起きた事件ではなく、事件に対した人間の反応を描いており、難解どころか極めて原始的で動物的な作家だと言える。
娯楽映画が付加要素としてしか扱わない「反応」という人間のもっともエモーショナルな事象を、ハネケの映画は捉えているのだ。
それは、社会動物である前にひとりの人間だという、賛歌に思える。
帝

帝の感想・評価

3.0
I☆JAPANのTシャツかわいい
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