ハッピーエンドの作品情報・感想・評価

ハッピーエンド2017年製作の映画)

Happy End

上映日:2018年03月03日

製作国:

上映時間:107分

3.6

あらすじ

ロラン家は建設会社を経営し、瀟洒な邸宅に3世代で暮らしている。両親の離婚のため離れて暮らしていた孫娘エヴは、ある事件をきっかけに、父親トマと一緒に暮らすため祖父ジョルジュたちの住むフランス北部のカレーに呼び寄せらせる。85歳のジョルジュと13歳のエヴには、誰にも言えない”秘密”をそれぞれに抱えていた‥‥

「ハッピーエンド」に投稿された感想・評価

多くの個性的な登場人物はうまく噛み合ってない作品だと思います。

ブルジョアの映画
ラストの黒人の場面はちっとも笑えない
ハッピーエンド なのか…皮肉なのか…。

いつもの解釈自由なハネケ節。

人への無関心がなんちゃらみたいなのがテーマらしいが、あまり違和感なかったのは、もうこれが普通になってるからなのだろうか。もはや本音はネット上にしかないのか…。

ジョルジュとエヴのシーンは唯一本音を語り合ってるっぽいシーンだけど結局エヴは母ちゃんの事はネットにしかあげてないしな。

ジョルジュが黒人グループに何かお願いしてるシーンとピエールがどこぞの住宅に行ってぶん殴られるとこがとてもハネケっぽくていいなと思いました。
フランス北部の町、カレー。建設会社を経営し、大きな邸宅を構えるロラン家に生まれたエヴは、両親の離婚をきっかけに家族と距離を置いていた。だが父親のトマと暮らすことになり、祖父ジョルジュのいるカレーの屋敷に呼び出される。やがて、家族3世代の秘密が少しずつ明らかになっていく——。

「白いリボン」「愛、アムール」で2年連続カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞しているミヒャエル・ハネケ監督の最新作。

あまり書くとネタバレになるが、「愛、アムール」と同じく、家族殺しがストーリーの中心になっている。

ただ、とこしえの愛を描いた「愛、アムール」とは違い、本作の家族は愛失われていたり、歪んでたりと、何かと問題をかかえている。

ジョルジュとエヴの対比が見事。スマホやネットが、問題の原因になっているようにも描かれている。

ジャン=ルイ・トランティニャンも両作で重要な役で出演しているし、2つを比較するとなかなか面白い。
うじ

うじの感想・評価

2.8
早稲田松竹
何がハッピーエンドだよ、ふざけたタイトルつけるよね全く、ファニーゲームといいコレといい、この監督のセンスほんと疑うわ。大好きです。笑
愛アムール、観ておけば良かった。
71フラグメンツとか、初期作品を連想する淡々とした感じ。ずっと観ていられる。
MarinaSeo

MarinaSeoの感想・評価

3.4
眠くなってしまって途中記憶がない…。ただ鑑賞後読んだハネケのインタビューが印象的で、本作に対する自分なりの感想は持てたように思う。
「現在のインターネットは、かつてのカトリック教会が果たしていた機能を担っているのではと思います。いわゆる懺悔ですね。インターネットに投稿するというのは、無意識に懺悔するような気持ちの現れなのではないでしょうか。」
リアルに無関心な家族の中でジョルジュとエヴを繋いだのは死と罪の意識。ラストシーン、懺悔を終えたジョルジュは取り繕う家族の姿から、罪の意識から、解放されたかったのかな。そしてそれをただ傍観しろ、とエヴに伝えたんだろうか。
成瀬が東宝で撮っていたような、絆ではなく崩壊を追う不穏なホームドラマ。
3世代の中でも、従順さを求められる祖父/子供世代は、予定調和を徹なに拒否。親世代は我が道を行くこと以外、眼中にない。
自死や性についての描写が生々しいのは現代的で、祖父と孫が共犯めいた絆を結ぶ姿には夢があった。

とは言え本編中に生じるさまざまな事件は淡々と、あるいは間接的に描写されていくため、タイトルから逆説的に想起されるほど重苦しい雰囲気ではない。また一見シュールな場面にも意味はあり、ひとつの作品としてきれいにまとまっていた。
いなば

いなばの感想・評価

4.0
映像と現実の対比だったりSNSでは自分をさらけ出してるのに身近な人には無関心な感じの表現が流石〜と思った
ピアニストとかベニーズビデオとかファニーゲームとかに比べたらインパクトには欠けるような感じはあるけどもうおじいちゃんなのにこんな尖りまくってるハネケはすごい
パパは誰も愛せない
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