ハッピーエンドの作品情報・感想・評価・動画配信

みんなの反応
  • ハッピーエンドは人それぞれの解釈がある作品である。
  • 人間の個々の闇を露骨に現代的に表現されている。
  • ハネケ作品の魅力は、観客に刺激を与える過激な演出である。
  • 定点カメラで撮るところや、いろんな想像をさせる部分がある。
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『ハッピーエンド』に投稿された感想・評価

【無機物を通して冷酷な日常を見る】
誰のどんな人生であろうと、それは死への過程でしかない。
他殺や自殺。死と価値観に関する短いフィルムでした。
(それだけがテーマではなさそうでしたが)

少し前にU…

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shuichi

shuichiの感想・評価

3.0

『ハッピーエンド』ってタイトルの時点でハッピーエンドではないことが確定。ミヒャエル・ハネケの映画がハッピーエンドなわけがない。長回しや俯瞰的なショット、独特な静けさはミヒャエル・ハネケの映画だなとい…

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fumi

fumiの感想・評価

4.3

遠目からの定点カメラで淡々と撮るシーンの、突き放した目線がたまらなく効いてくる。

ピエールが1人、ピエロになって苦悩しているのが見てて辛かったし、ピエールがいることで、ちょっと気取ったシニカルな映…

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TT

TTの感想・評価

3.0
異常性を煮詰めたような。画がきれいなので映画ではあるんですが、テーマはぼやっとしてて。自殺願望と家族(実態はともかく)の紐帯みたいな?それくらいの読解しかできずじまいでしたとさ。
DW

DWの感想・評価

4.5

■永遠に続けばいいと思うほど不穏で退屈。全員が壊れている。

亀裂の入った平均台を知らずに歩くこの世の人間すべてに当て嵌まる映画。

ミヒャエル・ハネケ監督らしく不快感と爽快感が入り混じっている。構…

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束縛抑圧と異常性欲はハネケにはいつものことなのですね。
車椅子のじいちゃんが殺されたがっているのがいいし、たぶん協力者を求めて街を散歩しているだろうシーンもいい。ラストシーンも海が綺麗だし、じいちゃ…

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なつみ

なつみの感想・評価

3.0
8月の家族たちみたいな不仲家族大集合ブラックコメディを期待して観たんだけど、半分は期待通りで半分はおもてたんと違う、だったかな笑

不快な映画を作ろうとしたという、監督自身の言葉を裏切るように、この映画は不快でもシニカルでもないように感じられた。むしろ、ハネケにしては可愛く、爽やかですらある。

フランスの最北端の町と言えば、ダ…

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たまこ

たまこの感想・評価

3.5

13歳のエヴは、母の自殺未遂をきっかけに離れて暮らす父の住む家で暮らすことに。そこには事業で財を成した祖父や叔母、父の新しい妻と子も居るが、みんなどこか空虚でよそよそしい。

エヴと祖父が、互いの…

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様々な死や死へ向かう人々が登場する。生と死は隣り合わせということを思い起こさせる作品。
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