てぃだ

ビースト・オブ・ノー・ネーションのてぃだのレビュー・感想・評価

3.7
 最初あたりの「イマジナリーTV」とかいう遊びをしてる子供たちの無邪気が一番泣けた。その後の展開が予想できるだけに。思った以上に残酷描写は控えめに抑えられている・・・(エルバが主人公を夜に呼びつけてご奉仕?させる当たりの展開は流石にぞぞぞっとしたけど)のは良心的というよりも、「何よりも若い世代にも見てほしい」という作り手の信念なんだろうと思うんだが、ならばなぜネットフリックス配信という道を選んだのだろうか。ちょっと理解に苦しむ。まぁ劇場公開する際に「文部科学省推薦」とかいう看板付けられるのもそれはそれで嫌だけど。最後あたりのシーンの「僕はビーストかもしれないし悪魔かもしれない。それでも僕にもママとパパがいて僕は愛されてた」云々の語りは、どう考えても観客目線だったこともあってとっても辛い気分になった。
てぃだ

てぃだ