作中でランボーによる『地獄の季節』の「悪い血」を思わせるセリフがある。
ランボーはその章で、自身を劣等種族と見做し、ガリア人などの血を受け継いだ野蛮な人間であるとしている。
しかしそれを肯定的に受け…
ピアノのハンマーをカメラフレームと平行に撮らない心意気。ピアノの綺麗な並びを見たらフレームに綺麗に収めたくなるもんなのに。
ディゾルブで侵入する回想。その効果が回想明けのディゾルブに直結する。回帰…
私がまだ人間でなかった頃に数本観ただけなので今更気づいたけれど、トリュフォーかなりミソジニーなのではと思わされる台詞が多すぎて集中できない。ノワールと言われればそうなのか、とぼけた映画だった。怒鳴る…
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場末の飲み屋のしがないピアノ弾きのシャルリはかつて一世を風靡した天才ピアニスト。だけど諸般の事情で名前を変え今はひっそり暮らしている。そこへ数年ぶりにヤクザ者の兄貴シコがトラブル抱えて帰ってきたこと…
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ハードボイルド独白が面白すぎる
誘拐されてジョーク言って一緒に笑ったり
お袋の命をかけるぜ、めっちゃ笑った
カメラワークとか構図のセンスは良いからシュール
おっぱいの歌とかなんだったんだろう…
数10年ぶりの再鑑賞で懐かしい。
何故か一番覚えているシーンが、冒頭のカフェのウェイターが下品なオッパイの歌をムスッとした顔で歌うところ(笑)
泥棒兄弟の三男だが、ピアニストの才能がある男の話。フラ…