ゆき

ジャニス リトル・ガール・ブルーのゆきのレビュー・感想・評価

3.8
自己表現

ピックアップされる歌詞が状況を示唆しているようだった。
手紙と関係者の証言を軸に進んでいくドキュメンタリー。
家族への近況報告を欠かさない彼女は、とても寂しがりで愛情にあふれた人だったんだろうなとすごく思える一作。
綺麗なエピソードだけではなく、失態も多く解き明かされている分美談に納まっていなくて見ごたえがあった。
女性監督ならではの優しさというか、まろやかさもある100分でした。

×××
コンプレックスを抱える内気な少女はブルースと出会い、人生を大きく変える。一気にスターダムにのし上がった彼女だが、ヘロインのオーバー・ドーズにより27歳の若さでこの世を去る。書き残した手紙と遺族・恋人、関係者のインタビューによりジャニス・ジョプリンの人生を紡ぐ。
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