のんchan

ジャニス リトル・ガール・ブルーののんchanのレビュー・感想・評価

3.6
ジャニス・ジョプリン♬
名前を知っているくらいで、歌も知らなきゃ輝いてた時代も知らない...
でもU-NEXTの配信が明日で終わるみたいなのでなんとなく鑑賞💦

子供の頃から変わり者。両親は教師にさせたかったようだが、成績もよろしくないし、とにかく悪い意味で目立ってしまってたと本人が語る。
容姿は子供の頃から引け目を感じていて年頃には悩んだ様子。
高校3年間はイジメにあい、大学で音楽を始める。
とにかく歌声が当時から突出していた。誰が聴いても声量はあるし周りは才能を感じずにいられない。
バンドを組み少しづつ知られて行く。
優れた歌唱力と独特な感性で人気が出て行く。
バンドの結成、解散、また結成...
どんどん疲労が溜まり精神的ストレスで酒、煙草、SEX、麻薬への道が...

1960年代後半アメリカはウーマンリブ。女性解放運度が盛んになり、男女平等を叫び、自由を掲げて女性も邁進している時代。
下着も付けずヒッピーのような独特なファッションをしている。メンバー全員男の中で女1人。

成功しても愛に飢えていて、寂しさを紛らす為に麻薬の常習となって行く。
彼女はバイセクシャルでもあった様子。
沢山の男性と付き合うも成就とならない。
その寂しさからまた麻薬。
人気との裏腹で麻薬というお決まりのパターン。。

27歳の時ホテルで1人で過ごし、絶っていたはずの麻薬、『きっとコレが最後』という思いでやったのだろうと推測されている。
当時の恋人が「ブラジルにおいで!」と手紙を送ったが、その手紙は亡くなったホテルのフロントで見つかった...間に合わなかった...残念

最後にジョン・レノンがヨーコと一緒にインタビューを受けている。
「ジャニスは僕の誕生日にテープを作ってくれた。それは...死後に届いたんだ」

生きていたら"白人のブルースの母"となっていたに違いない♬
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