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ガタカのenのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
5.0
日曜昼間に放映されてたのを観た中学生くらいの当時は、なんか小難しくて理解できないんだけど深いんだろうなくらいの印象だった。

今観ると「人の夢と書いて儚いと読む」のように人の夢とその儚さがスッと心に沁みてくる。同時に諦めない強い意志が不可能を可能に変える人間讃歌にグッとくる。
持つ者だったジュード・ロウが不遇であるにも関わらず腐らずに良いやつで、持たざる者のイーサン・ホークを支える関係性の美しさが良いんですよね。

どこか憂いを帯びながらも、人一人の小ささと対比して地球や宇宙の広大さみたいなのを感じる音楽も素晴らしい。
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