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ガタカのmrmtのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
3.8
遺伝子で全てがわかってしまう世界。その描き方が良かった。

冒頭、謎の作業をする男。体を強く擦って垢を落とす。必死な姿。指に何かを貼る。太腿に謎の液体を仕込む。なんだこれは?手順が多い。

このシーン、はじめは意味がわからないが興味を引く。
話が進むと全ての意味がわかる。

必死に垢を落とすシーンはこの後も何度かある。正体がバレることへのおそれが強く伝わってきて良かった。

自分の正体を明かしたうえでの幸せが得られそうになるが、うまくはいかない。その苦さも良かった。

ひとつツッコむとすれば、
あんなに科学が発達してるのに脚は治せないのかよ!
ということぐらいだ。
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