アメリカとフランスの運転手さんに比べられて、ちょっと違うんだけど..、とも言いにくいスペイン映画。
原題は『El desconocido』で、あちゃー(>_<)また配給広報の人、タイトルでまたやらかしちゃってますな。
邦題じゃ、何？何故？誰？何の手がかりも無し。原題ならば、腑に落ちるんですけどね。
このお話の私が思う一番の良いところは、主人公がカッコ良くない所。色んなことでテンパるわけですよ。スマートに仕事を片付ける武闘派のドライバーさんもいいけど、ハンドル握ったまま悲愴な顔して何も出来ないながら、最後は過去や家族と向き合うくたびれたパパも時にはありでしょ。
Filmrksでは国別制作数で７番目にラインナップが多いスペイン映画。個人的相性は悪くありません。本作も想像より良かったですし。。過小評価云々とまではいわないけれど、もしもう一度観る機会があれば、採点結果も少し変わるかもしれないのではないですか？ そう一石を投じたくなった映画でした。
