舞台は遺伝子操作で生まれた適正者が優遇される近未来。不適正者として自然分娩で生まれた主人公が適正者に成り済まし宇宙を目指す姿を描く。
すごくスタイリッシュな作品だった。物語は割と淡々と進んでいくけ…
このレビューはネタバレを含みます
まず、序盤の親が4人の子供から1人を選ぶシーンから始まって、優れた子は可愛がられ、そうだと感じられなければ二の次で
初めから全ての限度が決められ、それに反することは受け入れてもらえず、努力の機会す…
面白かったですねえ!始終ハラハラとはまさにこのことでしょうね。
近未来にありそうな話の代表格といった感じ。私なら操作されて優秀に生まれたいですが、優秀さも運命に翻弄されるし、必ずしも幸福に結びつかな…
近未来らしさを映し出す背景の映像と遺伝子操作を扱っている部分は近未来SF映画ですが、近未来SF映画な感じだけではなく、不適正者の主人公ヴィンセントが叶えられそうにない夢を叶えるために他人になりすまし…
>>続きを読む面白いと聞いて。
聞いた通りの良作でした。
イーサンホークもジュードロウもかっこいいなぁ。
生まれながらに決められる優劣に縛られる未来の世界に、味気なさと寂しさを感じながら、2人の生き方を応援して…
運命は遺伝子情報だけでは決まらない。
自分の手で変えられる。
それを教わった映画でした。
ちなみにガタカが公開された年に発売されたゲーム「メタルギアソリッド」もテーマが遺伝子だったな。
劣性遺伝…
このレビューはネタバレを含みます
ただの「DNAを提供する者と享受する者」の関係を超えた友情が美しく、切ない。
不可能を可能に変えていったヴィンセントの姿にユージーンが夢を見出し、そこで自分も頑張ろう!となるのではなくあのようなラス…
なんとも胸が苦しいラスト。。
優劣付けたり比べたりしなきゃみんな幸せなんだけどなぁ。。
分かってるのに比べちゃうんだよなぁ。
近未来の話だけど今の自分にも重なるところもあったり。
考えちゃう映画で…