ジャック・リーチャー NEVER GO BACKのぼさんのネタバレレビュー・内容・結末

ミッション:インポッシブルシリーズのイーサン・ハントも恐ろしいほど強くて頭が切れるけど、ジャック・リーチャーの方が容赦ないね、トム・クルーズ。
映画館でごきっ、とかゴキャッとか音が聞こえるたびに「ヒュー！！」って頭の中で腕振り回した。
楽しい暴力！
特にラストのあいつ、のびてるのにさらに落とす必要あった？まぁ色々煽ってたけど全部失敗しててかわいそうな敵だったよ。

そして今回の引っ掻き回し担当の女の子ね。
本当に父と娘なのかわからないまま話が進んでいって、どうしていいかわからない男親のような立場に立たされたリーチャーの困惑と戸惑いよかったなー。
ティーンエイジャーの、しかも女の子。しかも一筋縄ではいかないタイプのお騒がせガール。
結果としては血縁関係はなかったのだけど、それまではわからないながら、サムの警戒心、敵意のむき出し方、なのに妙に冷静にずる賢く、物怖じしないところにリーチャーっぽさをかんじて、もしかして…？となった。
だから戦いが終わった後の安心したような顔でサムを見つめていたのがぐわーーっときた。

そして互いに血縁関係がないと（あんな理由でw）わかった後に、サムが学校に向かうって話をしながらお別れの時、抱きしめろ！リーチャー！一瞬でもいい！お前の父性はサムにはかけがえのない忘れられないものになる！！と思っていたので本当に良かった。

電話のやりとりから始まったロマンスは、最後電話の絆で終わったところも好きだなー。