シネフィル母ちゃん

下衆の愛のシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

下衆の愛(2015年製作の映画)
4.0
痺れたーー!!

映画好き、夢を追いかけてる人にはたまらない作品!(役者を目指してる人は心臓えぐられるかもだけど)
下衆の愛の世界に私はガチ恋しちゃったよ!
こんなにも面白い作品だったのね。
面白指数がなにひとつ下がらないまま迎えたエンドロール。
あのラストシーンも下衆である愛すべき奴らに相応しい……笑
上映後に拍手が起こるのもわかる!


私のお気に入りキャラはダントツで楓ちゃん。
好き。好き。好き。愛してる。
ホテルの前でのシーンは楓ちゃんに感情移入しすぎて大号泣してしまうほど。
ヴィジュアル系にどっぷりハマってた自分としては、楓ちゃんがリアルで笑えなかった。
私は流石に男にお金を貢ぐなんてことは出来ないけど、ライブ友だちの中にはバンドマンに貢いでる子とか家を提供してる子とかたくさん居たし、彼氏や貢ぎのために風俗やってる子なんて珍しくもなんともなかったもんなぁ。
自分の他に女性がいるのは当たり前だし、それを我慢するのも当たり前でした。
だから楓ちゃんにバンギャ時代の色々な知り合いを重ねてしまい、涙腺崩壊。
楓ちゃんに幸せあれ。


個人的に1番笑ったのは3P後に寝てたらお母さんに包丁を突きつけられたところ。
お腹抱えて笑った。

監督の次回新作も楽しみだー。