きよぼん

キングスマン:ゴールデン・サークルのきよぼんのレビュー・感想・評価

4.0
予告でも流れてますが、前作で死亡したと思われたコリン・ファース演じるハリー・ハートが復活していることがうれしい第二作。

しかし、ハリー・ハートが帰ってきたとはいえ、基本的にこのシリーズは実によく人が消えたり、建物がなくなったりします。

今作でもこのキャラ結構重要だよね、最後まで生き残るんだろうな、と観客が思っているとあっさり死んだり、重要な施設が次々と吹っ飛びます。シリーズものっていうのは、いかに映画中に出てくるキャラや施設などに愛着をもってもらうかが鍵だったりするのですが、このシリーズはそんなもんいらんわーい!とばかりにパッカンパッカン壊していく。

前作も今作もストーリーラインは単純でありながら、「このストーリー、次に何するかわからん。ムチャしよるで」という緊張感が常にあるのがおもしろい。スパイというちょっとしたミスで全てが終わるという世界を、ストーリーの中で積み上げては思い切りよくすぐにぶっ壊していくことで、うまく表現されていると思います。

もちろんぶっ壊しても後に残るものがあるから、この映画は面白い。エグジーとハリーの師弟関係は最強。二人揃ってのクライマックスは見所満点であがること間違いなし!。カーチェイスのところのあの車は007はリスペクトでしょ!

最後にどーしてもこれだけは言いたい。エグジーって巨人の高橋由伸そっくりだよね。パンフレットの写真見てるとそう思わないんだけど、映画館で観てたら由伸にしかみえなかったよ。あれ、誰も同意してくれそうにない・・・(´・ω・`)
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