やた

キングスマン:ゴールデン・サークルのやたのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

や、やっと観れた…日本公開遅すぎ。
前作が売れたおかげか、予告で見せすぎ。

でもめちゃめちゃ楽しかった!!!
しょっぱなからノリノリで作ってます!っていうのがビシビシ伝わってくるめちゃめちゃなアクションシーン。「秒でアガる」というコピーを最初見た時は「あ、はぁ…」という感想しかなかったけど、なるほどこれには秒でアガった。

アナ…王女ときちんと愛を育んでいるエグジーがとても微笑ましくて、やっぱり彼はちゃんと人を愛して愛される人なんだよなと改めて思った。
前作のテンションだと、粘膜接触の任務もラッキー♪くらいの感覚でやれちゃうのかと思ってたから、母親のような目線でほっこりしてしまった。
誇り高く死んでいった父親の血が流れてる。クサってたところでハリーに出会えて本当に良かったねぇ。

そして変わらずハリーへの愛情とリスペクトを持ち続けているところに安心したし、ただのファンとしては二人のガラハッドが見られたことが嬉しくて嬉しくて、感謝しかない。
「彼なしじゃイヤだ」ってさぁ…もう…
しかもそれを、若者のわがままじゃなくちゃんと一人前のスパイとしての主張になってるから、エグジー…成長したなぁ…また泣ける。

ハリーがチョウチョ男から徐々に復活を遂げていく流れも良かった。最初は、「完璧でクールなハリーを早く!早く見せてくれ!」とじれったい気持ちもあったけど、焦らされたからこそポピーのところへ向かうシーンの立ち姿を見た時の感動が…
これ!!!この高貴な色気!!堂々とした胸板!!スーツのくびれ!!
はちゃめちゃなアクションやブラックユーモアより、この圧倒的に美しい立ち姿こそがわたしにとっては「キングスマン」の象徴だ。

ただ、ロキシーとマーリンの喪失があまりにつらい……ご都合主義でもいいから、救済して欲しい…
やた

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