みおこし

キングスマン:ゴールデン・サークルのみおこしのレビュー・感想・評価

3.5
2018年初劇場鑑賞は本作!待ってました、キングスマン!!英国紳士フェチにはたまらない爽快アクションシリーズの第2弾。コリン・ファース様を拝めるだけでも最高なのに、私が最近愛してやまないチャニング様が本作より初登板ということで期待度MAXで行ってきました。

英国の秘密諜報機関キングスマン。謎の組織ゴールデン・サークルにより、拠点が破壊され、エグジーとマーリンだけが生き残った。この危機的状況を回避するべく、2人は同盟関係にあり、面の顔はウイスキーの醸造で知られているアメリカの機関ステイツマンに協力を要請するが...。

古き良きカウボーイ文化を踏襲し、最新鋭のアメリカンな武器を手に戦うステイツマンは本当にカッコよくて、これからスピンオフ作品ができるとのことですごく楽しみ!その一方で、チャニング・テイタムの出番があまりに少なくて肩透かし...(笑)。次作ではもっと活躍してよね、エージェント・テキーラさん!!!!
ハル・ベリーはハマり役だったけれど、ジェフ・ブリッジスの登場シーンも少なめでこれまたちょっぴり残念でした。
悪役のジュリアン・ムーアと、本人役でいきなり登場する某大物歌手の2人は誰よりも目立っていて最高でした。
キングスマン陣営はというと、前作以上にエグジーがカッコよくなっていて惚れ惚れ。マーリンも見せ場たっぷり。
そして前作で命を落としたはずのとある人物も奇跡の復活を遂げ、紳士たちの鮮やかな活躍に終始キュンキュン。

アクションのキレは冒頭から冴え渡り、笑える小ネタも前作以上に随所に散りばめられているのですが...。個人的には、こんなにグロテスクだったっけと違和感...!
前作からの続投キャラも新キャラも入り混じって文字通りの大騒ぎなのですが、あまりにあっけなく人が死んでしまうのが辛くて辛くてモヤモヤ...。前作もバイオレンス描写はマシュー・ヴォーン監督ならではのスパイシーなものが多かったですが(笑)そこまでしなくてもいいよーと目を覆いたくなるシーンが多くて正直とてもショックでした。物語を盛り上げるためには、時にキャラクターの死も必要なのは重々承知なのですが、それにしてもあっけない。それさえ無ければ最高に楽しい作品でした!!

ラストを見る限り、次回作にかなりの期待!首を長くしてお待ち申し上げております!(笑)
どちらにせよお帰りなさい、キングスマン!
みおこし

みおこし