「最高！」→「えっ…(ドン引き)」→「( ＾∀＾)ｹﾞﾗｹﾞﾗ」→「アホかー！！！！」→「えっ…///」みたいな感情がノンストップでループする140分でした…いろいろ考えめぐらす猶予を与えない鬼のような構成！
前作は本当に好きで10回以上観てるし、今作も公開決まってから本当に楽しみにしてたけど…なんというか、感情の置き場に困る！
ともあれ確実に言えることは「マシュー・ヴォーンが最大手の二次創作だから、絶対1観てくれ」と…
いきなりの前作の因縁勃発から巻き起こるタクシーバトル(BGMはプリンスのLet's Go Crazy!)でテンアゲ！ 皆が待ってたハリーとの再会！ ハリー不在時に培ったであろうマーリンやあの方との絆！(前作で何言うてるかわからなかったエグジーの英語がめっちゃポッシュに！あのミルウォールサポーターのあの子が…)そしてエルトン・ジョン！ こういうところ大好き！ アクションシーンはジャッキーチェンのスタントチームの方が担当されてるとかで、魅せる感じがマシューヴォーンの映画にあってるのかも。アクションシーンはやばいのドカドカやってくるから、さながら何かキメてるような怖さありますね…語彙が死ぬ。
設定が前よりいろいろ雑なのと、「え、なんでこいつまだ生きてるの？」「え、なんで殺すの！？」みたいなのが…。だから終盤の最エモいシーンも、ちょっと感情移入しづらかった。
ゴアは大丈夫ですが、ちょっとサクサク殺しすぎやろ！って。レーティングが下がってるのがめっちゃ謎だ…前作は王女の2625がアレだったのかな。
あとは今回のステイツマンの設定が雑や…。キングスマンのコードネームが円卓の騎士なのに、こっちはドリンクメニューかよ！w マシュボン基本的にアメリカ馬鹿にしてるよねえ…w
めっちゃ賛否両論あるしそれだけ期待されてたと思うんですが、「人間が人間を選別してんじゃねーよ」ってメッセージはちゃんと残ってるし、自分以外をリスペクトすることが人生のマナーなんだぜ…と改めて考えさせられました。そういうとこはブレてないよね。
Country Roads,
Take me home to the place I belong
アメリカのオマージュと思ってたカントリーロード、訳詞を見るとグッときますね。
