【僕達、私達の見たかったキングスマンはどこへ…】
♪Country roads, take me home
To the place I belong
West Virginia
Mountain mamma, take me home
Country roads♪
kirito『◯ー◯◯っっっっ!!!(;ω;)。嫌だ。嫌だ。僕は嫌だ!』
↑キングスマンのファンで今作を見た人はだいたいこうなる。見た人はわかる。
おい!これからカントリーロード流れたらこのシーンいちいち思い出しちゃうじゃんか(´・ω・`)
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2015年。
特に注目されることなく公開された『キングスマン』。
しかし、公開から口コミが広がり、そのセンスとユーモア(及び威風堂々)で圧倒的な支持を得るに至った。
そうそうに続編計画が持ち上がったわけだが、ファン達は知っていた。
【続編は成功しないということ】を。
しかし、一方で話の続きはみたかったりする。
だから必然的に
【続編は見たいが、自分の描く作品になって欲しい】
と、心の中で淡い作品像を作り上げることになる。
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kirito『いや、英国調のスパイ映画が見たかったんだが??』
まず、本作が残念な点は…って書こうとしたけど、大体ネタバレなのでネタバレ欄に。
もちろんよかった点も多かった。
見所のアクションシーンは冒頭から豊富だし、戦闘もカッコよく、カメラワークも合わさりかなり見応えがある。
また、スパイ映画につきものの各種ギミックの施されたグッズの数々。
前回から再登場の作品はほとんど最初の戦闘シーンで使われ、いちいち感動したりする。
今作から登場したグッズもそれぞれ唸る出来栄えになっていて007への敬意も見て取れる。
そして成長したエグジーの姿もさることながら、マーリンの活躍と信頼のおける具合は半端ない。マーリンとかハゲてるくせにクソかっこいいし。
だが、何よりもコリンファースの全てが詰まってる。むしろコリンについて書くだけでレビューが出来上がりそう。
スウェットのコリンも可愛かったし、ワンコと見つめ合うシーンのクリクリした目には完全に堕ちたし、1のシーンの再現部分のコリンなんかお茶目過ぎて吐血しそうだったし、最後の無双コリンはかっこよ過ぎて完全に禿げ上がった。
とまあ良い部分も多かったんだけど、ファンとしては結構悲しい映画だった。
オシャレで紳士の僕たちが望んでいたキングスマンはどこかへ消えた。
この映画は『キングスマン風』であって『キングスマンの続編』とは言い難い。
だから続編は嫌だったんだヨォォォォ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
まあ3出ても見ますけどね。
※成田のHUMAXという劇場でみた。日本では2番目に大きなスクリーンらしい。
音質も画面の大きさも本当に文句なくて、ここでみたら他のとこは確かに物足りなくなりそう。
とりあえずジュラシックワールドはここで見ることを決意した。
2017.1.6