けーな

キングスマン:ゴールデン・サークルのけーなのレビュー・感想・評価

4.5
面白かった。スタイリッシュで、おしゃれなスパイアクション。破茶滅茶だったりもするが、このノリは、結構好き。

とにかく、このシリーズの一番の売りは、コリン・ファースの英国紳士ぶり。前作で、あんな末路だったので、今作には出てこないのだろうかと心配していたが、なるほど、こういう展開なのねと納得。犬好きとしては、やっぱり犬ってすごいなと思ったり。
そして、エグジーも、立派な英国紳士に成長していて、とても嬉しい。とにかく、今作は、前作から引き続いている部分が色々あって、ニヤッとしてしまう箇所が多々ある。くれぐれも、前作を見ずにこちらを見ることのないよう、お願いしたい。
前作の終わりで出てきたスウェーデン王女とは、こういう展開になっていたのかと、これまたニヤッとしちゃうし、さらに、この先、婚約すれば、いずれ王様になんだ‼︎など、細かい部分も、よくできていて、実に面白い。
前作から重要な役目だったマーク・ストロング演じるマーリンが、まさかの展開に‼︎

キャストが豪華。ジュリアン・ムーアが、悪役を見事に演じていた。ジェフ・ブリッジスやダンブルドア校長先生を演じたマイケル・ガンボン、ハル・ベリー、そして、なんと、エルトン・ジョン本人も出ている。今作では、ちょこっとしか出番のなかったチャニング・テイタムのラストの行動は、次回作を期待させてくれて、ワクワクする。

あと、余談ですが、タロン・エガートンは、今作で、背が低い人に見えるけれども、実際は、178cmあるらしい。なんせ、コリン・ファースとマーク・ストロングが188cmくらいあるので、その2人に挟まれて、背が低い人に見えてしまうのだ。
けーな

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