『これは終わりではない。終わりの始まりでもない。だがこれは始まりの終わりかもしれない』
2017年制作のイギリスのアクション映画「キングスマン」の続編
マシュー・ヴォーン監督
やってきました！前作より約2年半振りの続編「キングスマン: ゴールデン・サークル」
個人的に超楽しみにしていた作品！期待を裏切らない出来に今年NO1かも（まだ1月だけどw）
さて、前作ではエグジーがキングスマンになるまでを描き、ヴァレンタインの野望を阻止して終わったが、今作はその1年後を描いている。
前作の復習は必須だね。
邦題に「秒でアガる」と意味不明なフレーズがあるが、冒頭のカーアクション&車内での格闘シーンは確かにテンションあげあげですわw
ランスロットになったロキシー、新しいアーサーが登場するのはいいんだけど、個人的に不服があるとすればロキシーを早いタイミングで亡き者にしてしまったこと。
いやいやいやいや、ロキシーちゃんの活躍が観たかったのにーーー！女キングスマンは描きにくかったのかな・・・残念
その代わり？にステイツマンとしてテキーラ、ジンジャー、シャンパン、ウィスキーと個性的なキャラが登場
中でも年齢不詳のハル・ベリーが美しい（50代らしいw）
とは言え、やはりキングスマンのエグジー、マーリン、そしてハリーの存在感が大きい！3人共カッコイイわ！ダブルのスーツ買おうかしら・・・
今作も悪趣味ぶりは健在
まず、敵役のぶっ飛びすぎのサイコパスなポピーを演じるはジュリアン・ムーア
大御所だけあって、その演技力と存在感は観客を引き込むw
そして、超悪趣味！ミンチ機に人間突っ込んでハンバーグwww笑うわwww
前作以上の個性的なキャラが悪趣味な展開を見せつけてくる。それがいい
アクションシーンが少し物足りない感はあったけど、最後の敵地での戦闘シーンは爽快だね！
カメラワークが素晴らしいし、スピーディーな見せ方はホントすごい！どうやって撮影してんだろう。。。
ただね、前作よりも今作はツッコミ所が多すぎる
・どうやって世界の麻薬にウィルスを混入したんだ（短期間すぎるw）
・エルトン・ジョンの使い方（最後なんで戦ってんだよw）
・前戯で発信機つける意味（あれやりたかっただけだろw）
・どうしてハリーはウィスキーの裏切りに気付いたんだ（説明が全くないw）
・マーリンの最後が納得出来ない（なんか最新の機械でどうにか出来なかったのかw）
とまぁ、草生える場面も多いですが、テキトーなところも「キングスマン」のいいところかもしれません。
完全に続編がある風な終わり方でしたが、ロキシー復活希望（いやでもまたかよって思うかな）
とは言え、超オススメ映画です＼(^o^)／
余談…ポピーが劇中のセリフで「こんなへんぴな山の中で！」みたいな事言ってたのが原因かわからないけど、カンボジアでの今作の上映が禁止されたらしい
