あざらし

キングスマン:ゴールデン・サークルのあざらしのレビュー・感想・評価

3.5
「向こうにサロンがあるでしょ。変身していらっしゃい。」

キングスメンの制服が並びます。キングスメンのアジトです。そこへ、エグジーに話しかける者がいました。チャーリーです。チャーリーはキングスメンになれず、悪の方向へ行ってしまった人間です。

腕と声帯を失った彼は、腕を高性能なロボットにされていました。彼は銃を持って、エグジーをタクシーに乗せるようにしますが。

世界のドラッグ女王ポピーは、ゴールデンサークルというドラッグカルテルを運営していました。彼女は絶対的な存在です。

ポピーはチャーリーを始め、組織の人間を支配しています。彼女は麻薬に感染源を植え込み、解毒剤を独占します。それによりアメリカ大統領を脅迫します。

一方、お姫様である恋人の両親に挨拶に行ったエグジーでしたが…

最初からアクションの連続ですが、キングスメンらしく、とても軽快でカッコ良いアクションです。

前作では、一般人を楽しんで殺戮していくようなシーンに辟易してしまいましたが、キングスメンのアクションは、たくさんの人に支持されるのが分かるほど、爽快です。

もう、アクションはカッコ良さだくではなく、軽快で楽しめるセンスが無いといけないと教えてくれる映画シリーズだと思います。

ただ、アクションのセンスの素晴らしさは群を抜いているとは思いますが、ちょっと遊び過ぎた感も見られて、それが子供染みたように見えるかもしれません…そこも楽しめたら良いですね。

前作の続きではありますが、この2作目単独でも楽しめるストーリーになっています。

とても分かりやすいストーリーで誰にでも楽しめる明るいアクションに、とってもブラックなジョークがちょっとホラーな映画です。

「…名付けて、アームマゲドン。」

…あとは現場で何とかしろって、そういうところはリアリティあるんですね。
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