【キングスマンは永遠に】
007的な要素に加え、今作ではサイボーグによるターミネータ的要素まで。ユーモアもあり、酒や服のカッコよさもあり、小道具の面白さもあるスパイ映画だ。
今回の大きな社会問題は麻薬問題。なぜ法律で禁止されているところがあるのか、それでも使う人が後を絶たないのか考えるきっかけになる。
ガラハッド(エグジーの方)は、戦いの後、サイボーグの腕にハッキングされたり、マーリンの件があったり、ミスをしながらも強くなっている。ミスをしながらでも、切り替えながら前に進むことで、より強くなっていく。
感情に揺さぶられることの多い自分としては、マーリンの
「感情に流されず任務を果たせ」
が心に響いた。
ガラハッド(ハリーの方)がキングスマンの創設者の話として述べた「終わりの始まりではない。始まりの終わりかもしれない」は、キングスマンはなくならない、新たに物語が展開されていく、ということを示唆しているようだった。
キングスマンの新たな物語が楽しみだ。
次の作品は、マティーニを飲みながら楽しもう。