はろ

走れ、絶望に追いつかれない速さでのはろのレビュー・感想・評価

3.0
『わたしは光をにぎっている』を観て監督つながりで観ました。
監督の演出はかなり似ているなと感じて、まず映画の中にドキュメンタリー的な映像を入れ込むところ。わたしは〜の場合はドキュメンタリー映画を撮ってる人物を登場させ、リアルな街の様子を見せる。この映画の場合はビデオの映像から物語が始まり、時間が交互に進みながら死んだ親友の最後に描いた女性との出会いから生きることについて考えさせられる。
映画の中に大きなキーワードとなる文句を登場させるところも共通した演出だと思う。メッセージが伝わりやすいしそれを軸にして映像がスルスルと入ってくる。

全体的に好きだけどすこしわかりづらいところもあったりして、こういった演出がわたしは〜に繋がっていったんだなと理解した。
はろ

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