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ハードコアのkenのレビュー・感想・評価

ハードコア(2015年製作の映画)
3.2
テレビゲームで自らが戦闘するシーンそのものを実写化したような映像である。主人公とカメラの視線がシンクロした撮影方式の為、特定の視界しか映らない。レンタルで観た為かあまり臨場感を感じられず。また、限られた登場人物しか映らないことに多少不満を覚えた。

全編に渡って殺しが多く、ラストの主人公ヘンリーとサイボーグ達との闘いは気持ち悪くて少し早送りした程である。唯一、ヘイリー・ベネットがヘンリーの妻役で開始早々に登場したので、ストーリーの展開としては期待した。しかし、エンディングでは予想に反する結果となり残念。

全編一人称視点で撮影された初の長編映画とのことだが、血がとにかく多い為、もう一度観たいとは思えなかった。予告編だけで良かったかなと少し後悔した。但し、撮影手法としての新たな試みは評価したい。でも少し酔いそうになる…。
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