予定が思いの外早く終わり、次の予定まで5時間以上もあったので、飛び込みで観ることにしたのだが、まさかの辛酸なめ子氏のトークショー付きだった。
ただ、このトークショーが上映前に行われたのだが、ホン・サンスやキム・ミニの私的情報がたくさん入ってしまい、それを引きずったまま、鑑賞することになってしまった。
いわゆるたらればを楽しむ映画なのだろうが、そのたられば以前に、二人の関係がこれといって魅力的でなく終始退屈であった。カメラワークも素人撮りのようなところもあって、あえてなのか本当に下手なのかわからないほど酷かった。
余談だが、疲れていたのもあってか睡魔と戦いながら鑑賞していたのだが、通路挟んで隣の女性は睡魔との戦いを放棄して爆睡していた。その女性に驚いて眠気が飛ぶという逆説的な状況が訪れたのだが、得てして睡眠映画認定で問題ないと思われる。
